防災の日SP 首都大震、災～わ・す・れ・な・い 3・11の警告～ (2012)

　　あの未曾有の災害からまもなく1年半。私たちはあの大震災から本当にすべてを学び尽くしただろうか。1万5千を超えるかけがえのない命が残した教訓の数々…。すでに、忘れつつありはしないだろうか。近い将来、必ず起きるという首都直下地震、その時、東京の人々が「3・11」の犠牲を生かせなかったとしたら…。これは、すっかり日常を取り戻したように見える東京を舞台に、あの震災が、どれほどの警鐘を鳴らしていたのか、防災の日に合わせて、改めて警告を発し、あ...展开らためて「忘れない」思いを取り戻し、来るべき危機に我々はどう立ち向かえばよいのか？を伝えるための番組である。
　　番組では「3・11」を記録し、これまで公になることのなかった映像、視聴者が撮影した未公開映像の数々を入手した。こうした貴重な映像を読み解くことで、「そこで何が起き、その後、どうなっていくのか」を徹底的に取材、検証し、東京に起こりうる「危機」に迫る。
　　番組は、架空の"首都大震災"が起きた1年半後（「3・11」から見た今年8月）の設定。誰もが心のどこかで、「次の3・11」の不安を抱えて生きる今だからこそ、「もし、起きてしまったら」に真正面に向き合いながら、万を超す命が残した「教訓」、伝えておかなければならない「真実」をお送りする。